2011年4月19日火曜日

東日本大震災 東京電力福島第1原発 83



これから東日本大震災に関して、私の大先輩にあたる方がまとめた情報を発信します。
これらの情報は新聞、テレビのネット版、2ちゃんねる、またいろいろの人のブログから拾ったものだそうです。



福島原発事故 原子炉強度に欠陥 開発の元技術者35年前に指摘   
【カリフォルニア州アプトス宮崎昌治】福島第1原発15号機の原子炉格納容器は「マーク1型」と呼ばれ、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が開発した。GE技術者として原発の安全問題を担当していたデール・ブライデンバウ氏(79)は1976年、マーク1型の格納容器は小さく、圧力に弱い欠陥があるとして運転停止を求めた。だが、意見は聞き入れられず、氏はGEを去った。「今の事態は巨大地震と大津波が引き起こしたが、マーク1型の問題点が悪化させたことは間違いない」と語る。

 福島第1原発では3月15日、2号機で爆発が起き、格納容器下部の圧力抑制プールが損傷した疑いが強い。事故現場では、格納容器や圧力容器が破壊され放射性物質が大量飛散する「最悪の事態」を防ぐため必死の冷却作業が続く。格納容器の強度は重大な問題だ。

 ブライデンバウ氏の証言によると、76年1月、GEと原発を持つ全米各地の電力会社が重要な会議を開いた。両者はマーク1型の安全性について1年間、検討を続けており、ブライデンバウ氏はGE側の責任者だった。

 「危険な状態になる可能性は極めて低く、このまま運転を続けたい」。こう主張する電力各社に、停止を求めるブライデンバウ氏は「それならGEはサポートを続けられない」と反論し、GE社内でも了解を求めた。だが、GE幹部の判断は違った。「停止したらGEの原発ビジネスは終わってしまう。止めずに安全対策を考えるべきだ」

 マーク1型は当時、全米で18基が稼働、2基が建設中だった。結局、会議は「運転継続」との結論を出し、米原子力規制委員会(NRC)に報告。氏は20年以上勤めたGEを同僚技術者2人と辞めた。3人は今、米メディアで「GEスリー」と呼ばれる。(西日本新聞:http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237443
また、
4号機の建屋でも強い水素爆発?写真で明らかに

福島第一原発4号機のコンクリート外壁が吹き飛んだ原子炉建屋(東京電力提供) 東京電力は16日、遠隔操作の米社製無人ヘリ「Tホーク」が撮影した福島第一原発の写真を公開した。
 4号機原子炉建屋の外壁が10メートル以上離れた配管の上まで飛ばされた様子をとらえており、奈良林直・北海道大教授(原子炉工学)は「相当強い爆発が起きた証拠で、4号機でも大量の水素が発生したと考えられる」と話す。
 4号機は定期検査中で稼働しておらず、原子炉内の核燃料は使用済み核燃料一時貯蔵プールへ移されていた。ヘリは最大で10キロ・メートル離れた場所から無線操縦でき、原子炉建屋の撮影に用いられた。読売新聞
いつ4号機が水素爆発?したのでしょうか??



楽観的観測の工程表に関係者愕然。原子炉の損傷状況は不明。作業員が近づくことさえ不可能。
 放射性物質の漏出が続く福島第1原発について、東京電力は17日、事態収束に向けた「工程表」を発表した。放射線量の着実な減少(ステップ1)に3カ月、放出を管理し、線量を大幅に抑制する段階(ステップ2)までは最長9カ月かかる見込みという。しかし、深刻な事態が続く1-4号機周辺は、依然高い放射線濃度を記録しており、作業員が近づくことさえ不可能。放射性物質を含む水や蒸気の漏出箇所も特定できておらず、関係者は「(工程表は)あくまで希望的観測」と自嘲している。

 「少しほっとしたが(6-9カ月は)大変長い期間だと思う。ようやく少し先が見えたという感じだ。収束後から村が再建されることになる」 政府と東電の泥縄で示された計画避難に揺れる福島県飯館村の菅野典雄村長は、東電が発表した工程表を受け、複雑な表情を見せた。しかし、実際に現場で復旧作業に従事する原発関係者の多くは、「こんなに早期に冷温停止状態に持っていけるとは思えない」と語る。工程表は、関係者の多くが愕然とするほどの楽観的観測というのだ。
 そもそも、こうした工程表を作成するうえでは、各原子炉の損傷状況の詳細な把握が不可欠。しかし、建屋近辺や内部はいまだ高い放射線量が示され、とても人間が作業できる状態ではない。原子炉や燃料プールの現状は未確認のままで、汚染水の漏水が完全に止まったかどうかも判然としていない。タービン建屋の地下だけで6万トンに及ぶ汚染水の保管場所すら定まっていないのが実情だ。
 「一連の爆発で1、3号機は格納容器、2号機は格納容器につながる圧力抑制室の一部が損傷している可能性が高い。だが、注水作業が続く中、総延長数十キロに及ぶケーブルや配管をかきわけて損傷箇所を特定するだけでも至難の業。さらに、燃料プールに漏水があった場合、格納容器と異なり外側からの補修は困難なことから、数カ月ですべての穴を塞ぐというのは希望的観測に過ぎない」(原発作業員)
こうした声を裏付けるように、工程表の確度を追求された勝俣恒久・東電会長は、会見の席上、「(事故の)収束は成功するのではないか。自信がないが」と、しどろもどろに。一方、菅直人首相は、「これで一歩前進かな」とまるで他人事のようなコメント。最長9カ月の事態収束は完全に絵に描いた餅だ。
ほかにも、リスクを数え挙げればキリがない。東電関係者はこう語る。 「燃料ペレットの損傷状況は未知数で、今後も断続的に小規模な再臨界が生じて急激に放射線量が増加する可能性も否定できない。だが、工程表はこうした際の作業員の退避方法や抑制手法に一切踏み込んでいない。格納容器の損傷を補修する前に燃料域上部まで水を満たせるかどうかも分からない。当然、作業員の安全はまったく担保されていない」
史上最悪といわれるチェルノブイリ原発事故(レベル7)で、米共同調査チームの代表を務めたジョージア大のチャム・ダラス教授は、放射性物質の漏出を止めるまでに「1年は必要」と工程表よりも厳しい見方を示しているが、これはあくまで巨大余震のリスクを度外視したもの。福島第1原発が建つ福島県浜通りは、約1週間前にも最大震度6弱の余震が2回、5弱が3回発生。先月23-24日にも5強を3回観測するなど、強い余震に見舞われている。

東電は工程表の中で、今後の作業の障害となり得る9つのリスクを示した。すでに存在するリスクとして、水素爆発が再度発生することと、原子炉格納容器の損傷箇所の密閉作業が長期化することを挙げたほか、原子炉の冷却に必要な電源が余震や夏場の雷で一部喪失することも挙げている。 また、放射線レベルが高い場所での作業の長期化や、高濃度の汚染水を保管する施設の設置遅れなども懸念している。
その後に続く第2段階でも、放射性物質の放出を抑えるために原子炉建屋全体を覆うカバーが巨大台風で破損する恐れを想定。つまりはリスクだらけ、ということだ。
日本戦略研究フォーラムの唐川伸幸氏は、「工程表は、内部の損傷の状況を最小限に見積もっている。原子炉の冷却を最優先にする一方、放射能そのものの抑制は後回し。それだけ、作業員や住民の生命を危機に追いやっていることになる。米国は冷却だけで2~3年かかるとみており、政府や東電の認識
の甘さがうかがえる」



「ぜひ鹿児島へ」 韓国・釜山の旅行業者招き商談会 [04/18]
韓国・釜山の旅行業者と鹿児島県内の観光関係者との商談会が18日、鹿児島市のホテルであった。新燃岳の噴火や福島第1原発事故の影響で外国人観光客が落ち込む中、県内関係者は少しでも誘客につなげようと熱心に個別面談に臨んだ。
県観光連盟と県が釜山の旅行企画会社など13社を招待。一行は16日に鹿児島入りし、全線開業した九州新幹線沿線の薩摩川内市出水市のほか、指宿市を視察した。県内からはホテルや観光施設42社・団体が参加した。 http://373news.com/



11年度予算組み替えに反対=民主・川内氏らが申し入れ
民主党の川内博史衆院議員らが18日午後、首相官邸に福山哲郎官房副長官を訪ね、2011年度第1次補正予算案に関し、本予算の組み替えによる財源捻出に反対する決議書を手渡した。福山氏は「菅直人首相に伝える」と述べた。
決議書では「高速料金無料化など政権公約の変更は許されない」とし、特別会計の余剰金を財源に充てるよう求めた。
川内氏はこの後、記者団に「財源について党内で一切議論されないのは大問題だ。内閣だけで一方的に進めるならば、内閣を交代するための両院議員総会を要求しなければならない」と語った。 
http://www.jiji.co.jp/



クウェート、原油500万バレルを日本に無償提供
418 AFP】クウェートは18日、東日本大震災で被災した日本への連帯のしるしとして、石油500万バレルを無償提供すると発表した。現在の価格で約55000万ドル(約450億円)に相当する。
 クウェートのアハマド・アブドラ・アハマド・サバハ(Ahmad Abdullah al-Ahmad Al-Sabah)石油相は、「日本への連帯を示すため、日本に500万バレルの原油か石油製品を寄付することを閣議決定した」と述べた。日本に輸送する日時については明らかにしなかった。
 日本の原油輸入量は日量420万バレルで、クウェートが無償提供を表明した量はこれを上回る。発表は、アジアのエネルギー担当相らによる緊急会合開幕の前に行われた。同会合では最近の原油価格の急騰について話し合う。    国際ニュースAFPBB http://www.afpbb.com



原発の沖合2カ所でヨウ素濃度限度超「海流で拡散せず、周辺で滞留している可能性もある」
文部科学省は18日、福島第1原発から南東方向に約40~50キロの沖合3カ所で17日に採取した海水から、1リットル当たり放射性ヨウ素36・6~68・4ベクレル、セシウム38・5~83・3ベクレルを検出したと発表した。ヨウ素については、
2カ所で法令の濃度限度水1リットル当たり40ベクレルを上回った。セシウムの限度は同90ベクレル。
原発から約30~50キロの沖合では、ヨウ素やセシウムの検出が続いている。 文科省は「海流で拡散せず、周辺で滞留している可能性もある」としている。   産経ニュース 2011/04/18[





3日以内に震度5強以上の余震が起こる確率、10%
気象庁は18日、東日本大震災に伴う震度5強以上の余震が、3日間以内に発生する確率を10%と発表した。21日から3日間以内も10%。いずれも12日の前回発表の数値と変わらなかった。震災前の平常時の約50倍の確率となる。
同庁によると、余震は多い時期と少ない時期を繰り返しながら徐々に回数が減少しているが「いまだ活発な状況」としている。発生確率も当面は10%程度の状態が続く見通し。
余震以外の地震活動も活発で、17日未明には新潟県中越地方で震度5弱の、16日午前には茨城県南部で震度5強の地震が発生。気象庁は「油断せずに強い揺れや津波などに注意してほしい」と呼び掛けている。
同庁は18~23日の6日間にマグニチュード(M)5以上の余震が起きる回数は10~20回程度、多い場合は50回程度と予想。震源に近い場所では震度6弱から6強の恐れもあるという。
産経ニュース 2011/04/18 http://sankei.jp.msn.com


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