2011年4月2日土曜日

東北地方太平洋沖地震 東京電力福島第1原発 41



これから東日本大震災に関して、私の大先輩にあたる方がまとめた情報を発信します。
これらの情報は新聞、テレビのネット版、2ちゃんねる、またいろいろの人のブログから拾ったものだそうです。




東電幹部「清水社長は『いい人』で社内で好かれていた。ただ今回の危機的状況を乗り越えられる図太さは無い」
清水社長は、父親にならい大学卒業後に東電に入社した。かつてインタビューで、公益に尽くす要素がある仕事に就きたかったとしている。 前任の勝俣氏は20081月、後継者発表の会見で清水氏を選んだ理由について、「スタミナがある」ため、と説明。その後2人は、同氏の強さを示す例として、足に1キロの重りをつけて歩くエピソードを語った。
清水氏はこの会見でモットーを聞かれ、禅の「看脚下(かんきゃっか)」と答えた。意味は、自分の足元を見ることだとしている。その後、経団連向けのエッセイでは、自分の人生でこの言葉がいかに大切かを説明。完全な暗闇に陥ったかのような状況でも、慌てず、足元にあるものに注意を向けることの重要性を説いた言葉だとの解釈を示している。
東電の硬直化した世界で、清水氏の社長指名は急進的かつ02年に発覚した原発点検の不正事件の結果とみられた。この事件では、首脳陣4人など幹部の一掃があり、花形の経営企画部門にいた勝俣氏が翌月に社長に就任した。これに対し目立たない調達部門にいた清水氏の社長指名は伝統に逆らったものだ。清水氏の魅力の一つに、コスト削減により利益を絞り出せる、ということがある。
もう一つの大きな目標は、アジアを中心とした海外での中長期的な原発推進だ。清水社長はプレジデント誌1129日号の記事「170兆円市場『原発受注ウォーズ』」で、「世界的な原子力発電への需要の高まりに東電も応える」としている。
清水氏は「いい人」で、社内で好かれていた。ある幹部は同氏について、「人と殴りあいで社長というポジションまで登りつめた人ではない」と述べ、「優しい、実直な人で、社内では誰も悪いことを言う人はいない。ただ、今回の危機的な状況を乗り越えられる抵抗力というかそんな図太さは無い」と語った。
これに対し、勝俣氏のあだ名は「カミソリ」。同氏が清水氏を選んだ理由について、リーダーシップに関して自分にない資質を経営に持ち込むためだったとの見方もある。
勝俣会長は30日の会見で清水社長についてこう語った。「昼間は統合本部の会議に出ていた。したがってわたし自身も急にちょっと体調が悪くなったと聞いてびっくりした次第だ。基本的にはこれまでの心労、過労、疲労がたまって血圧が高くなったり多少めまいがしたそんな状況だった。本当に昼間は出ていた」            ウォール・ストリート・ジャーナル



青木功、今年は予選落ちしたら10万円寄付 「遼の1000分の1程度だけどな」
青木功、中嶋常幸ら男子ゴルフのツアー選手4人は1日、記者会見終了後に東京都港区の六本木ヒルズで早速、募金活動を行った。募金者にサインボールを贈り、一人ずつと握手をかわした。
3月29日に被災地の宮城県気仙沼市を訪れた青木は「ことばで表現できない。すぐに片付くものではない」と現地の惨状を振り返った上で「今年は1試合でも多く試合に出て、予選落ちしたら10万円を送るなどしたい。遼(石川遼選手)の1000分の1程度だけどな」と語り、義援活動に意欲を燃やした。     http://www.sponichi.co.jp/



英紙、獲得賞金全額寄付の石川遼を絶賛「本物の一流の人物」
英紙タイムズは1日付の紙面で、男子ゴルフの石川遼が、東日本大震災の被災者支援のため、今季の獲得賞金を全額寄付すると表明したことを大きく掲載、「本物の一流の人物」と絶賛した。
タイムズは1面に次いで目立つ最終面の半分を割いて石川の写真を掲載。スポーツ面でもほぼ1ページを使って、写真とともに石川を紹介したり、米国にいる石川の「日本の人たちが難局にある中、ここ(米国)にいることが私を苦しめている」とのコメントを伝えた。
同紙は、トヨタなどとの契約で石川には年間約1000万ドル(約8億4000万円)の収入があるとの試算を示しつつ、今回の寄付によって石川の「ステータスはさらに高まる」と指摘した。(共同)


9.11グラウンドゼロで救助活動に参加したNY消防士が自費で仙台へ。
迷いなし「自分は行く」
01911日の世界同時多発テロ発生時に、崩壊したワールドトレードセンター跡地に向かい救助
活動に参加したニューヨーク市消防局の元消防士が、日本の東北関東大震災の惨状をTVで見て「いてもたってもいられない」と自費で宮城県仙台市入りし、ボランティア救援隊として被災地を手伝っている。
この元消防士の名前はトム・クラークさん(50=写真)といい、ニューヨーク州スタテンアイランド出身。ニューヨーク消防局を約20年前に引退し、現在はミネソタ州で暮らしている。01年の世界同時多発テロ発生時は、かつての同僚達も多数犠牲になったグラウンドゼロへ駆けつけ、救助活動を手伝った。
また、昨年1月のハイチ地震の時も同じように現場に駆けつけ、救助活動に1ヵ月間を費やした。
そして今年311日、日本の東北関東大震災の惨状をTVで見たクラークさんは、迷わず自費で日本行きの航空券を購入した。ニューヨークのCBS2ニュースの取材に応じたクラークさんは「大量の人が一度に犠牲になったことが、私を駆り立てた。9.11のグラウンドゼロも、ハイチ大地震の現場も体験して来た自分が、TVで日本の惨状を見たとき、現地に行くことに何も疑問は湧かなかった。それは行くべきか? 行かないべきか?ではなく、オレは行く。そのためにはどうしたらいい?という感じだった。」と語った。
日本到着後は、被災地に行くバスのキャンセル待ちをし、バス停で夜を明かすなどして苦労しながら
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15日頃、宮城県仙台に到着したクラークさん。まずはボランティアとして受け入れてもらうために、
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日を費やした。「赤十字の対策本部に行き、どうか手助けをさせてくれと懇願しなければならなかった。彼らは自分がここまでやって来たことが、信じられなかったみたいだ。」
ようやく救助隊として稼働したクラークさんが驚いたのが、生存者がほとんど見つからないことだった。
「遺体も、生存者も見つからない。だが奇跡を信じて、この地を去る日までギブアップしないつもりだ。」
家々のがれきを除去する作業は「とても怖い。何が見つかるかわからないし、何でも起こりうる。」と
語るが、とにかく地震と津波のあまりの破壊力に驚いた様子だ。「家が、何マイルにも渡って破壊されている。なんてひどいんだ。」と彼はつぶやく。
作業するクラークさんのいでたちは、グラウンドゼロでも身につけていた、ニューヨーク市消防局の黄色いオーバーオールズボンに消防コート、「WTC」と書かれた懐中電灯に、頭に被った黄色いヘルメットには「ハイチ消防局」の文字が読める。「困っている人を助けたい」という一心で、困難な作業でも希望を失わず頑張る、それがクラークさんの 信条だ。
ミネソタ州の自宅で待つ妻のジョディさんは、夫は45日ごろ帰宅すると聞いていて、「夫は神に与えられた仕事をしていて、神が危険な救助任務から夫を守ってくれると信じている。」としている。
                         http://image.news.livedoor.com/


福島原発事故 「ロシアの脅威」68% 
ロシアの世論調査機関「世論基金」の1日の発表によると、福島第1原発事故がロシアにとって脅威だとみる回答者は68%に上った。「脅威ではない」は22%だった。
調査は3月26、27日にロシア全土の1500人を対象に実施。1週間前の同じ調査と比べ「脅威」とみる回答者が4ポイント増えており、事故対応の長期化がロシアでの警戒感を高めた形だ。
調査までの1週間で最も関心を持った国内外のニュースを質問したところ、東日本大震災が65%に達し、2位のリビア情勢の21%を大きく引き離した。  http://sankei.jp.msn.com/


救援活動に参加、50代の陸上自衛隊隊員が死亡
防衛省は1日、東日本大震災の救援活動に参加していた陸上自衛隊第2特科連隊(北海道旭川市)に所属する50歳代の男性陸曹長が死亡したと発表した。病死と見られる。今回の震災への派遣隊員が死亡したのは初めて。同省で活動との因果関係を調査している。
同省によると、陸曹長は3月12日から岩手県北部の沿岸部で行方不明者の捜索や、がれきの除去にあたっていた。所属部隊は、3月30日から同県内の多目的施設でいったん休養していた。陸曹長は31日朝、体調不良を訴え、病院に搬送されたが1日午前に死亡が確認された。山坂泰明・同連隊長は、「災害派遣任務中に隊員が死亡したことは誠に残念。原因を究明したい」とするコメントを出した。 .
                         読売新聞 41()238分配信



2011.4.1森田実の言わねばならぬ【240】
菅首相は、自分の気に入った学者ばかりを周辺に集めている。まことに異常である。末期症状である。菅首相にゴマをする御用学者を集めて、菅首相主導の大連立を企て、菅首相の気に入らない政治家や官僚を叩かせている。
 菅首相が、次々と首相支持のゴマすり御用学者を集めて意見を聴いてばかりいるのは、菅首相自身、自信がないからであろう。ぼんくらで無能だからであろう。その上、大事なことを自分自身で決断することができないのであろう。国民の側からは菅首相の動揺と映る。大震災対策を最優先させるべきときに、いまだに2009年総選挙時のマニフェストにこだわり続けている。菅首相はいまの日本の現実がわかっていないのであろう。このような信念なき無能な首相のもとでは、国の行政を支えている数十万人の国家公務員が十分に仕事ができない。
 東日本大震災の被災者の救済、救援、復旧、復興の事業は第一義的に行政府の仕事である。国の官僚が働かなければ解決しない。
 ところが、肝心の官僚が十分に働いていない。
 愚かなマスコミと子どもじみた政治家は、すぐに「官僚が悪い」と言って官僚を攻撃するが、これこそ本末転倒である。悪いのは、官僚を働かせず、官僚の力を引き出すことができない無能な政治指導者である。
 子どもじみた民主党と、その民主党を応援するマスコミは、「政治主導」という言葉の意味を曲解している。彼らは、政治主導とは官僚に代わって政治家が行政を直接やることだと思い込んでいる。典型的なのは鳩山内閣時代の前原国土交通相だ。彼は、官僚指導部から仕事を取り上げて政務三役(大臣、副大臣、政務官)だけで行政をやろうとした。何万人といる省の官僚に代わって、わずか数人の政治家で行政全般を仕切ろうとした。だが、こんなバカげたことができるわけがない。前原国土交通行政は、すぐに破綻してしまった。「政治主導」とは、政治家の側の政治理念に従って、役人をうまく働かせることである。役人をうまく動かすことが真の政治主導なのだ。民主党政権は、これができない。だから大震災対策がうまく!
進んでいないのである。
 菅首相には能力がないだけでなく、政治指導者としての責任感がない。このため御用学者をかき集めてばかりいる。これではますます役人を働かせることはできない。
 いま必要なことは、数十万の国家公務員の力を引き出し、働かせることである。これは菅首相には無理である。真の「政治主導」ができるのは、与党の中では亀井静香国民新党代表だけである。民主党議員だけでなく、国民もマスコミも、菅首相に見切りをつけなければならない。これができなければ、日本は亡国の危機に立つことになる。





武田邦彦
今日も日本の原発が運転されている すでに地震で柏崎刈葉、それに福島が破壊したのに。
地震はいつでも来る. そして柏崎刈葉も、福島も「震度6」で破壊したのだ。福島は津波というけれど、地震に津波はつきものだし、最初の地震で配管系は破壊している福島付近で被曝した人には申し訳ないが、それでも「西風」だったから日本は九死に一生を得た。もしこれが日本海側だったらとゾッとする。昔の言い方なら「神風」だ。まだ日本人が誠実さをとりもどせば未来はある
原発は地震で壊れる。今回の破壊は、設計が悪ければ保安院、施工が悪ければ建設会社や電気会社、運転が悪ければ東電に責任がある。 おそらく設計だ。それでも保安院院長は謝らない 「国民にかわって原発の安全を守る」と言ってきたのに、それに失敗しても他人事だ。
今、自治体が全国の原発の安全性を見直すという。でもそれは官房長官(政府)の役割・・・むしろ原子力安全委員会の役割だ。
自治体は「原発は爆発するものとして、住民の安全を守る」方法を早急に検討しなければならない。
福島原発付近で避難対象地域になっていた人が次のように言っていた。
「・・・町の防災放送で「原発から放射線が来るから自動車で逃げろ」と指示があったが、自分は車は持っていないので、家にいた。食糧が尽きたので徒歩できた」
いったい、この国には住民を守る役所はないのだろうか? 考えられないが、町役場の人は防災無線を流して、自分は自動車で逃げたのではないか?
原発が爆発すれば放射線が漏れるだけではない 水道が汚染されるのは当然だ。それなのに自治体は「水が使えなくなったらどこに水源を求めるか」も検討していない。住民はペットボトルを求めてウロウロするだけだ
何もしていない。
それなら、日本の原発は運転を続けてもよいのか。電力会社は自治体から要求されてからではなく、原発が爆発する心配があるのだから、みずから行動をとってもらいたい。この期に及んで言われたから重い腰を上げるのでは信頼は得られない。
「もんじゅ」に異常があるという。国は積極的に自らトラブルを発表して、国民側(奇妙な表現だが)に立って欲しい.私たちが政府を「雇用」しているのは、私たちの命を守ってくれるからなのだ。
また2度と「想定外」とか「地震に津波があるとはしらなかった」 等と言って欲しくない。今の日本は、「電力会社やお役所の失敗を、庶民の被曝という形で贖う」という奇妙な国なのだ。
名古屋は検討を開始する.浜岡、敦賀の発電所が破壊しても名古屋市民を守るため、水道の取水口、市民の避難、全てを準備する計画をスタートする。できれば緊急時の計画ができるまで原発は止めて欲しいものだ「防災計画はある」と強弁する人がいる現状を目の当たりにしてもまだ「防災計画」というのがあると言う人はどういう神経をもっているのだろうか。
東京には今、アメリカ人もヨーロッパ人もめっきり少なくなった。ホテルはがらがらで外人専用のホテルは一部、閉鎖になっている。外資系の会社は大阪に仕事を移している. 外国人の命が高く、日本人は安いという現状は到底、我慢できない。 でも、日本人は日本から逃げない.
日本人だから日本の国土を愛している国も自治体も、電力会社もそれが判って欲しい。電力会社が自ら原発を止めて、市民の安全を守って欲しい。あなたも私たちの同胞なのだ。
(平成23330日 午後4時 執筆)

IAEA(国際原子力機関、本部はスイスのジュネーブ)が土壌汚染について測定したところ、福島県で「IAEAが勧告している避難しなければならない地点」が見つかったことを日本政府に通告したというニュースが流れた。 聞きたくないニュースだった。
日本には政府がある。IAEAが土壌汚染を測る前に日本政府か自治体、もしくは原子力機構や、東電が測って、日本国民に知らせ、あるいは待避させて欲しかった. 日本人の命と健康を守るのは、第一に日本人だ。
331日、テレビ局が独自に入手したとされる324日から328日に撮影されたという福島原発の内部映像が公開された。地震で破壊されたと見られる配管がプッツリ切れていた。
31日は多すぎるけれど、それでもテレビ局が公開してくれたのは良かったが、福島原発の状態を知りたいというのは国民の願いだ。それなのに、東電や保安院など映像を撮影したり、見たりすることができる人たちは、この映像を隠していたのだろう. これほどの非常時になっても、まだ福島原発は「東電のもの」であり、内部映像は「秘密」であるという感覚は奇妙だ。
一刻も早く、国は東電と1年契約で、福島原発とそこの従業員、技術者の国への移管を契約し、企業秘密とは関係なく、情報を公開するのが適当である.
日頃、北朝鮮の情報が隠されていると批判している日本人だが、今が非常時だということを考えると、北朝鮮を上回る情報統制だ。 (平成23331日 午前830分 執筆)


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