2011年4月29日金曜日

東日本大震災 東京電力福島第1原発 101



これから東日本大震災に関して、私の大先輩にあたる方がまとめた情報を発信します。
これらの情報は新聞、テレビのネット版、2ちゃんねる、またいろいろの人のブログから拾ったものだそうです。






日本列島が乗った北米プレートが太平洋側へ50m移動、7mの隆起も 大規模な地形変化、深海調査船で明らかに[04/28]
海洋研究開発機構(JAMSTEC)は28日、東日本大震災の震源域で、日本列島が乗った北米プレート(岩板)が太平洋側に約50メートル移動して、約7メートル隆起したことが分かったと発表した。深海調査研究船「かいれい」による海底地形調査結果の速報値。今後さらに詳細な解析を行い、地下構造の変化を解明していく。
かいれい」による海底地形調査は3月15~31日に、宮城県沖の震央周辺で実施。音波の反射などによって海底の地形・構造を調べ、平成11年に同じ場所で行った調査のデータと比較した。
その結果、震央近くから日本海溝に達する領域で、北米プレートに大規模な地形変化が起きていたことが判明した。震源域の海底ではこれまで、海上保安庁や東北大学の調査により24~31メートルの水平変動が報告されていたが、今回の変動量50メートルは最大となる。
このほか、海溝付近の水深約7600メートルの海底に、幅約1500メートルにおよぶ高さ約50メートルの盛り上がりがあることも分かった。JAMSTECでは、陸側の斜面で海底地滑りが起きたためではないかとみている。            http://sankei.jp.msn.com/


福島県内の宿泊キャンセル68万人 秋まで新規予約が見込めない状況 [11/04/26]
 福島第一原発の事故以降、福島県内の旅館・ホテルへの宿泊予約をキャンセルした客は延べ約68万人、金額にして74億円に上っていることが県旅館ホテル生活衛生同業組合の調査で425日わかった。組合は少なくとも秋まで新規予約が見込めないとみている。福島民報が報じた。
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17日に東電が原子炉安定までの工程表を発表、原子炉の安定に69か月かかると発表
すると、解約は秋の行楽シーズンまで拡大した。観光客の予約はほぼなくなったという。
いわき市の温泉地の旅館経営者は「放射能が怖いと言われた。今後、客は来るのか」と危機感をあらわにした。郡山市磐梯熱海温泉で旅館業を営む菅野豊理事長は「風評被害の補償は当然。国や県などに風評被害の沈静化に向けた支援を求める」と話している。 http://www.j-cast.com


原発賠償、免責あり得る報酬半減は「大変厳しい」 - 東京電力社長
東京電力の清水正孝社長は28日、福島第1原発事故の被害補償に関し、巨大災害の場合は電力会社の責任を免除する原子力損害賠償法の規定について「私どもとして、そういう理解があり得ると考えている」と述べ、東日本大震災による大津波が免責理由に該当する可能性があるとの認識を表明した。都内の本社で記者団に語った。
また、役員報酬の50%カットを決めた東電の姿勢を海江田万里経済産業相が生ぬるいと批判したことに対し、「大変厳しい(リストラ策)と考えている」と反論。ただ、今後の対応は「未定」として、さらなる減額などに含みを持たせた。            http://www.jiji.com/


自分の土地の昔は何?震災で古地図閲覧急増
 さいたま市の埼玉県立浦和図書館で、これまで一部の愛好家にしか関心を持たれてこなかった明治初期の古地図を閲覧する利用者が急増し、関係者を驚かせている。
 同県久喜市南栗橋地区で起きた液状化現象がきっかけで、「自分の住む土地が昔、何に使われていたのか調べたい」という問い合わせも相次いでいるという。
 同図書館には、約2100冊の古い住宅地図や、地形図500枚以上が収蔵され、中には、明治13~19年(1880~1886年)の関東地方を扱った「迅速測図」の復刻版がある。日本軍がフランス式の測量方法を使って初めて作製した2万分の1の正確な地図で、沼や川、水田、住宅など土地の用途が水彩で色分けされ、風景の挿絵も描かれている。
 明治16年の迅速測図を見ると、液状化現象の起きた久喜市南栗橋地区周辺は、水田を示す黄色に塗られた部分が多い。一部に「葦(あし)」の文字が記入され、水色に塗られた地域もある。その後の住宅地図からも、区画整理で宅地化が始まった昭和58年頃までは、水田が多かったことが分かる。
 浦和図書館には震災後、男性利用者が「久喜市内の歴史が知りたい」と明治期までの地図を調べたほか、電話での問い合わせも増えているという。「古い住宅地図がこんなに一般の利用客からも見たいと言われるのは初めて」と司書の飯村はるかさん(42)も驚いている。
 館側もこうした要望に応え、震災関連資料を2階ロビーにまとめた。古地図の他にも、液状化しやすいエリアや活断層を示した地図、ボーリング調査で分かった地層について取り上げた本など約70点も展示されている。5月8日まで。
 埼玉大の桑野二郎教授(地盤工学)は「地盤は今の住宅地図だけみても分からないことが多い。古い地図は昔の地形がわかり、地盤の参考になる」と話す。 2011428日] 読売新聞


「菅災だ」「官邸去れ」野党が辛辣批判
2011年度第1次補正予算案に関する28日の衆参両院の本会議では、野党議員から菅直人首相に対し「官邸を去るべきだ」「菅災だ」などと、辛辣(しんらつ)な批判が相次いだ。
自民党の塚田一郎参院議員は、首相が21日に東日本大震災の被災地の福島県を視察した際、一部の被災者に声を掛けず避難所を去ろうとして「もう帰るのか」と非難されたことに触れ、「心の通っていない対応を象徴している。あなたが立ち去るべきは避難所ではなく首相官邸だ」と退陣を求めた。
みんなの党の小熊慎司参院議員も「統一地方選での民主党の凋落(ちょうらく)ぶりは、菅内閣の震災・原発対応への国民の批判的評価の表れだ。補正予算成立後、首相として最大の貢献となる辞任の決断を期待したい」と迫った。
公明党の斉藤鉄夫衆院議員も「今回の天災への対応は、初動の誤りと対応の遅さで人災へと広がった。誤った政治主導が招いた政治災害であり、菅首相による『菅災』と言わざるを得ない」と痛烈に批判した。 首相はこうした批判に直接反論しなかったが、震災対応について「身を引き締めて政策遂行にまい進したい」などと強調した。  jiji.com



"求む!福島原発で働ける人" 時給1万円の仕事、ハローワークに
・求人は千葉県の人材派遣業者「クロテック」がハローワークに出している。募集要項によれば時給1万円の仕事の中身は、「福島原子力発電所復興業務。原子力発電所の外周業務。防護服を着て、規定の時間内での作業となります。体力を使う作業となります」勤務は交代制で、労働時間は817時の間の2時間。そのため、日当は2万円となる。 雇用形態は試用期間3か月の正社員で、学歴、経験、資格は不問となっている。仮設住宅に住み込んでの仕事となるが、住宅費や食費は会社が負担するという。
防護服を着るというので、ある程度放射線を浴びる、危険をともなう作業が予想される。
一部ネットユーザーからは、「行きたいわ。これからの娘たちの未来のために」「よし、応募する大学の時に四年間も原子物理学を勉強したんだ、やっと活かす時がきた もし死んだら靖国に祀ってくれよ」「俺・・・行くことにした。お国のために飛び立つ第二次世界大戦の飛行士の気分だ」といった声が上がっている。 募集をかけているクロテックによると、「27日の昼から求人を出し、すでに5060件の応募があった」とのことだ。
東日本大震災後、原発に派遣される作業員が募集されるのは初めてではない。3月末には、愛知県の人材派遣業者が求人サイトを通じて、「短期でガッチリ稼げる仕事です。東北地方のかたのお手伝いをしに行こう!!」と、原発周辺の清掃作業員の募集をかけていた。
「福島の原子力発電所での仕事です。この言葉を聞いてイメージするものはいろいろあると思います。
ですので今回は、~のためと割り切れる方の募集をお待ちしております」という説明があった。締め切りは430日とされていたが、すでに採用人数に達したため募集が終了している。ほかにも月給165000円~31万円で「ガレキの撤去作業」や「発電所内の機器メンテナンス」という内容の求人などがあった。
一方で、こうした募集に対し、「これで行くやつは命を不要と思う奴くらいだろ」「命の価値は時給1安っぽい命だな」といった否定的な意見も多い。(抜粋)  http://www.j-cast.com



東電 「経営が大幅に悪化した!」夏のボーナスは「40万円」と50%以上もカット
東京電力が一般職員のこの夏のボーナス支給額を1カ月分とすることで労使が妥結したことが分かった。平均支給額(組合員平均38・2歳)は交渉ベースの40万1000円とみられる。同社の昨夏の平均支給額は83万6000円のため、半額以下となる見込みだ。
支給額について同社は「福島第1原発事故で被災されたみなさまへの補償や設備復旧等にかかる諸経費の増加による経営状況の大幅な悪化等を踏まえて決定した」と説明している。
福島第1原発の被災者への賠償に対応するには国などの支援が不可避だが、東電は前提として徹底したリストラを迫られている。
すでに役員報酬の50%カットや保有資産の売却、新卒採用の見送りなどの方針を決めている。一般職員についても年収20%カットを実施する方針だが、早速夏のボーナスに反映された形だ。
ただ、原発事故の収束はいまだめどが立たず、賠償額も判明していない。状況次第では今後、さらなるボーナス削減を迫られる恐れも残る。  http://www.zakzak.co.jp



2011/04/28() 20:56:19.20 0
大畠国土交通相は28日の閣議後の記者会見で、すべての仮設住宅が完成する時期について
「めどがついてれば私の方から申し上げている」と述べ、現段階では見通しが立っていないことを強調した。
菅首相は26日の衆院予算委員会で「遅くともお盆のころまでに希望者全員に入って頂けるようにしたい」と8月中旬までの入居を目標とする考えを表明していた。
被災自治体からはこれまでに計約7万2000戸の仮設住宅の建設要請が来ている。
http://news.nifty.com/



仙台平野、地盤沈下で海抜0メートル以下の面積5倍に・国交省の調査で判明
 東日本大震災の巨大地震に伴う地盤沈下のため、仙台平野で海抜0メートル以下の面積が地震前の3平方キロから16平方キロに増え、5.3倍になったことが28日、国土交通省の調査で分かった。同省は高潮や雨で浸水しやすいとして、注意を呼び掛けている。
 国交省は、仙台市の七北田川から宮城県山元町の磯浜漁港にかけての仙台平野を調査。
仙台空港南側の岩沼市周辺や亘理町の阿武隈川南側で、地盤沈下により海抜0メートル以下となった所が多かった。七北田川流域や仙台市若林区、仙台空港の北側でも沈下が目立った。
これらの地域では地盤が20~50センチ程度沈下しており、海水面から20~30センチ程度低くなったとみられる。 2011/04/28-20:06 http://www.jiji.com/



原発事故調査委員会設置「5月中旬をメドに立ち上げたい」 菅首相が表明
[04/28 20:03]
 菅直人首相は28日の衆院本会議での代表質問で、東京電力福島第1原子力発電所事故の検証組織に関して「独立した調査委員会を5月中旬をメドに立ち上げたい」と表明した。
そのうえで「世界各国の原発の安全性向上に向け貢献したい」と強調。第三者による調査委で原因を究明し、国際原子力機関(IAEA)などを通じて国際社会と共有する意向を示した。
 首相は原発事故に対する関係者の認識について「原子力に対する安全神話が政府にも事業者にもあったと私も感じている。謙虚に反省すべきだ」と述べた。
原子力行政の見直しに関しては「調査委の検証を踏まえつつ白紙から検討していくことが必要だ」と説明。原子力安全委員会のあり方も検証していく考えを示した。
公明党の斉藤鉄夫幹事長代行、社民党の重野安正幹事長への答弁。 日本経済新聞 2011/4/28 20:03



福島第1所長の「防波堤の建設要望」について保安院「よく存じません」
FNNが独自入手した福島第1原発の最新映像の中で、現場の責任者は防波堤の建設を訴えている。
一刻も早い対応が望まれる中、東京電力や原子力安全・保安院の会見からは、連携不足も垣間見える。
現場を預かる責任者で、福島第1原発の吉田昌郎所長が、今最も危惧していることがあるという。
吉田所長は「同程度の地震、もしくは津波が来るというのは、わたしどもにとって致命的だと思っております。特に津波ですね」と語った。 高さ14メートル以上といわれる津波になぎ倒されたフェンス。
もし再び津波が襲った場合について、吉田所長は「この前の地震の時と違って、建屋の中に非常に高い線量の廃液があるので、そこに海水が混じって、それが外に出ていかないことが、やはり一番重要だと思っています。(必要なのは)防波堤みたいなものを。早く対策を打ってくれと」と語った。速やかな防波堤の設置が必要との現場からの切実な訴え。
これに対し、東京電力は28日午前9時の会見で、「特段、まだ公表できる状況まではまとまっていません。 ただし、すでにご案内の通り、原子力安全・保安院からは、『必要な補強対策については検討を進めなさい』と指示を受けている」と話した。
一方、保安院は、午前11時の会見で「指示している中には、『防波堤を築け』という要件は入っていない。土のうを積み上げたりすることは、アイデアとしてあるが、それ以上のことは聞いていません」と語った。 現場を預かる所長の判断は尊重したいとする一方で、保安院は「(所長の防波堤を築きたいという考えは保安院に伝わっている?) わたし自身はあまりよく存じませんでしたけど」と語った。
http://www.fnn-news.com



東日本大震災陸海空から全方位的支援に乗り出してくれた自衛隊の活動には
感謝の言葉もない
大震災被災地に対する官民あげての復興支援にはまったく頭が下がる。その活動に順位をつけるわけではないが、被災直後ただちに現地入りし、陸海空から全方位的支援に乗り出してくれた
自衛隊の活動には感謝の言葉もない。被災地住民にとってその存在がこれほど頼もしく思えたこともあるまい
当地にとって復興、復旧作業で自衛隊のお世話になるのはチリ地震津波被災時と今回の2度目で、特に千年に一度といわれる今回は被災規模に合わせて派遣規模も過去最大となり、同時に圧倒的な機動力の投入によって、短期間にがれきの山を片づけ道路網を復旧してくれたことは何よりありがたかった
チリ地震津波の被災時は、ノーテンキな政党が主導する組織が支援に駆けつけた自衛隊に対して「自衛隊帰れ」といった教条的なデモを行って被災者たちを怒らせたが、いまやそんな小児病的な発想はどこからも出てこない
自衛隊の存在自体を否定する政党は「国土建設隊」だの「災害救助隊」などに改組すべきとしているが、いざという時にゼネコンの下請けみたいな名前の組織がうまく機能するわけがない。隊員たちは武人として国土を守る使命感に燃えているからこそ過酷な作業にも耐え、身を粉にして働くのである
復旧作業を見るがいい。誰もがいやがるような仕事を黙々とこなし、仕事が終わればテント生活という毎日を強いられる。使命感がなければとてもできる仕事ではない。なのに自衛隊などというおためごかしはやめて、陸海空軍とすべきだろう。 http://www.tohkaishimpo.com/


「反菅」の動きにフカイカン=民主・岡田幹事長
 民主党の岡田克也幹事長は28日の記者会見で、山岡賢次副代表らによる勉強会が両院議員総会の開催を求めるなど、菅直人首相と執行部に批判的な議員の動きが活発化していることについて「復旧・復興に政府が全力を挙げている時に、党内政局のようなことをやるのは適切ではないのではないか」と不快感を示した。
また、赤松広隆元農林水産相は同日、自身が開いた集会で「両院議員総会(を開けば)がちゃがちゃになって、さらに混乱を深める。(首相には)震災問題にきっちり対応してもらい、もっとふさわしい人がいるとすれば、しかるべき時期に堂々と答えを出していく(べきだ)」と述べた。 時事ドットコム



千葉産の牧草、基準超す放射性物質 八街・市原で採取 食肉や牛乳に影響 県産の牧草忌避を求める04/28 23:37]
千葉県は28日、八街(やちまた)市と市原市で21日に採取した牧草から、国が設定した基準を超える放射性物質が検出されたと発表した。県は県全域の生産者に、牛に県内で育てた牧草を与えたり放牧をしたりしないよう自粛を要請するとしている。
牧草の基準は、それを食べた牛の原乳や食肉から基準を超える放射性物質が検出されることを防ごうと、 農林水産省が今月新たに設定した。
放射性セシウムは乳牛、肉牛ともに1キログラムあたり300ベクレルで、同ヨウ素は乳牛だけが同70ベクレルで、 肉牛にはない。
県畜産課によると、市原市では放射性ヨウ素が基準の3倍超となる1キロあたり230ベクレルで、同セシウムも基準の3倍超の1110ベクレルだった。
八街市でも同ヨウ素が90ベクレル、同セシウムで350ベクレルで、ともにわずかに基準を超えた。 今後、同県内の畜産家は、県産の牧草を避け、輸入牧草などを使うことが求められる。
                       http://www.asahi.com


「小沢に一億円」証言が致命傷小沢を復興利権30兆円から排除せよ!
 民主党の小沢一郎元代表(68)が崖っぷちに立たされた。自身の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件の公判で、ゼネコンの元社長が「小沢氏側に1億円の裏金を渡した」と爆弾証言したのだ。東日本大震災対応の失態から、小沢グループは菅直人首相(64)を退陣に追い込もうとボルテージを上げていたが、攻守逆転。永田町では、20兆~30兆円ともいわれる震災復興から、小沢氏を排除する動きが加速しそうだ。
 「小沢氏は菅政権の震災対応を批判しながら、復権を目指しているようだが、とんでもないことだ!」
 国会で民主党政権の「政治とカネ」を徹底攻撃してきた自民党の西田昌司参院議員は27日、裏金証言を受けてこう吐き捨てた。参院で多数を握る同党の山本一太参院政審会長も「連休明けにも国会審議で本格的に取り上げたい」と追及することを表明した。
 中堅ゼネコン「水谷建設」の川村尚元社長(53)が27日、東京地裁の法廷で語った裏金証言は生々しく、かつ詳細だ。
 抜粋すると、(1)2003年11月、議員会館の小沢事務所で元公設第1秘書、大久保隆規被告(49)と会い、胆沢ダム(岩手県奥州市)建設工事の下請け受注を依頼(2)04年9月、議員会館で大久保被告が「工事業者決定後に5000万円ずつ」と要求(3)同年10月15日、東京・赤坂のホテルで、元私設秘書で衆院議員の石川知裕被告(37)に紙袋に入れた5000万円を手渡した(4)05年4月、同じホテルで大久保被告に、5000万円入りの紙袋をテーブル下から渡した-というもの。
 川村元社長は一部マスコミに同様の説明をしていたが、ウソと分かれば偽証罪が適用される法廷で証言した意味は重い。西田氏は「元社長が証言することで得することは何もない。証言は真実だろう」と述べた。
 これに対し、石川被告ら小沢氏側は一貫して裏金の受け取りを否定している。弁護側は「裏献金には具体的な証拠はなく、検察側の主張は空中楼閣だ」と猛反発している。
 ただ、川村証言を裏付けるような話もある。小沢氏の元筆頭秘書だった高橋嘉信氏は昨年3月25日付の毎日新聞で、小沢氏が岩手県発注の鷹生ダム(大船渡市)工事で「天の声」を出したと証言しているのだ。
 今回の、川村証言による小沢氏への打撃は計り知れない。
 それでなくても、政界の小沢アレルギーは強かったが、自民党の閣僚経験者は「被災地復興のために『菅降ろし』を急がなければならないとしても、小沢氏らとは組めないことが一層明確となった」と語った。
 自民党の谷垣禎一総裁や大島理森副総裁は、もともと、小沢氏と連携した形での倒閣には慎重派。小沢氏側近が新たな連立相手として名指しした公明党も「歩調は合わせていない」(漆原良夫国対委員長)と距離を置いている。
宿敵凋落で喜ぶのは菅!?
 民主党内でも反小沢派は多く、菅首相に近い民主党関係者は「これで、小沢氏主導の『菅降ろし』は利権狙いと見られ終息するのでは。報道機関の世論調査で、小沢氏が『首相にふさわしい政治家1位』になった直後だけに、皮肉なものだ」とほくそ笑んだ。
 内閣府の試算では、東日本大震災の被害は16兆~25兆円とされ、被災地復興には20兆~30兆円はかかるとみられる。すでに、財源確保のため、国民全体で痛みを共有する「国債発行」や「増税」が検討され始めている。
 小沢氏が地元・岩手県を中心とする東北地方に精通し、中央や地方の官僚機構に影響力があるとしても、公共事業に絡む利権疑惑が直撃した人物が、復興に関わることは許されるのか。
                        ZAKZAK


「阪神の恩返し」被災学校への支援に明石の小学校立ち上がる
 東日本大震災で被災した学校が順次、授業を再開する中、全国の教育機関などからの物資支援が本格化している。被災地と支援者のニーズをマッチングするための文部科学省のサイト「子どもの学び支援ポータルサイト」には開設から400件以上の申し出があり、少なくとも学用品の提供など約60件で実現。いまだ授業を再開できない学校も残っているが、現地の教育関係者は「みんな着の身着のままで避難しており、大変ありがたい」と話している。
 鉛筆3714本やノート372冊、ドッジボール20個に縄跳び40本兵庫県明石市
神戸大学付属小学校が、被災学校などへの支援として同サイトに掲載したリストには、数多くの学用品が並んでいた。
 同校では、文科省のサイト開設に合わせ、保護者らに物資提供を呼びかけたところ、大勢の保護者が賛同。情報を同サイトに掲載したところ、福島県教育委員会から「特別支援学校で使わせていただきたい」と連絡があった。
 「阪神大震災で全国の方にお世話になった保護者も多く、予想以上の物資が寄せられた。ささやかかもしれないが恩返しをしたい」と柳田泰義校長。同校ではさっそく、21日に物資を発送した。
 福島県教委によると、この学校は東京電力福島第1原発から20キロの圏内にあり、避難指示とともに教職員や生徒・児童らが避難。今月18日から避難先の周辺で授業を再開したが、学用品を取りに戻ることもできない状況だという。
 文科省のサイトは、被災地の団体が求める支援と、支援をしたい団体が可能な人的・物的支援策をそれぞれ掲載。閲覧した関係者が連絡を取り合うなどして、双方を円滑に結びつけるのがねらいだ。
 文科省によると、サイトが開設された今月1日から27日までで474件の支援の申し出が寄せられており、神戸大付属小以外にも奈良や京都からの支援を含む約60件で実現したという。
 被災地では、震災被害の大きかった岩手県陸前高田市の高校や宮城県南三陸町の小中学校や、原発事故の影響を受けた福島県の一部の学校が授業を再開できないでいる。
 福島県教委の担当者は「突然のことで学校のものは何一つ持ち出せなかった。取り急ぎ授業は再開できたが、これからも支援をお願いしたい局面が来るだろう」としており、継続的な支援を要望している。           産経関西



大地震の瞬間「客ほったらかし・・・?」老舗百貨店5階売り場
 311日(2011年)の東北地方太平洋沖地震では、東京都も大きな揺れに見舞われた。
動画サイトのYouTube(ユーチューブ)では、都内の繁華街や商業施設の地震中、直後の様子を収めた映像が多数投稿されていて、再生回数10万回級の注目を集めているものが少なくない。そのひとつが、老舗百貨店として有名な伊勢丹新宿店5階のインテリア・雑貨
売り場の映像だ。
http://www.youtube.com/watch?v=FW3335kSY-Y&feature=player_embedded
店員らしき男女が手つないで避難
この動画は、来店客が撮影したと見られる。15時前、悲鳴が響き渡るなか、バタンバタンとなにかが倒れる、ガチャンガチャンとモノが割れるような物音し、天井からつり下げられた照明が振り子のように大きく揺れ、植物の鉢が売り場から倒れ落ちる。
地震の揺れのすさまじさがうかがい知れるが、動画視聴者の反応は、それよりも店内のアナウンスや店員の指示の声などが聞こえないといった点に集中している。たしかに、通路にへたり込んでしまったように見える店員の姿があり、「声を張って指示する方はいらっしゃらないんですね。よく利用しているだけにがっかりです」などといったコメントが寄せられた。
他の百貨店では対応が違ったとのコメントもあった。「(地震当時)お客様がパニックにならないよう、怪我をされないよう百貨店の社員さんの声が響き渡っていました。近隣店舗にも聞いてみましたがフロアリーダーが安全な姿勢をとるよう大きな声で叫びながら、あの揺れの最中フロアを走り回っていた」
動画のなかで、とりわけ評判が悪いのは、再生40秒後ごろ、揺れがいったん収まったように
見える間に、店員らしい男女が売り場から手を取り合って出てきて、どこかに移動していく場面だ。「カップル店員が客を置いて逃げた」などと非難するコメントが多い。もちろん、この動画の短い映像だけで、事実関係を短絡的に判断すべきではないだろう。そういうコメントも寄せられている。ただ、日本全土で来たる大地震への備えが求められるなか、この短い映像が、商業施設における「安全」というものを、あらためて考えさせてくれることは請け合いだ。     J-castテレビウォッチ

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