2011年3月30日水曜日

東北地方太平洋沖地震 東京電力福島第1原発 31



これから東日本大震災に関して、私の大先輩にあたる方がまとめた情報を発信します。
これらの情報は新聞、テレビのネット版、2ちゃんねる、またいろいろの人のブログから拾ったものだそうです。







CNNやテレグラフ震災記事は「インチキ」 海外メディア監視サイトが「告発」
2011327 1724 (2011327 2018 更新)
   東北関東大震災のニュースを発信する海外メディア。福島第1原子力発電所の事故では、政府当局や東京電力の対応に鋭く切り込むなど高い評価を得ている報道もある。だが中には、読者の恐怖心をあおるような内容も見られるようだ。  インターネットでは、各種メディアの報道内容を監視するサイトが立ち上がった。米CNNCBS、英テレグラフといった大手テレビ局や新聞もやり玉にあがっている。
日本の食品に交じって放射性物質米国に入ってくる
   「ジャーナリスト恥辱の壁」という英語のウェブサイトがある。横浜在住で、映画事業に携わるアンドリュー・ウールナー氏が中心となって立ち上げた。東北関東大震災以降、怪しげな情報源をもとに記事を発信したり、事実とは異なる報道をしたりするメディアをネット利用者から「告発」してもらい、「恥辱の壁」のサイトで暴露していこうというものだ。
   サイトには、記者の名前から媒体名、記事の見出し、ウェブのURLがリスト化され、ずらりと並んでいる。報道内容の「違法性」を11段階で独自に評価。レベル1では「意図的でないものの粗悪な情報に基づいた記事」という程度だが、数字が大きくなると「事実を検証せずうわさを事実のように伝えている」「読者の恐怖心をあおって記事を読ませる」となり、最悪のレベル11は「悪魔」とレッテルを張っている。
   ユーザーからは多くの記事、メディアが報告されている。米CNNは、多くの映像が対象となった。例えば2011320日の映像を見ると、女性キャスターが「放射性物質が、日本から輸入される食品に交じって米国に入ってくる恐れがあります」とやや上ずった声で伝えた後、空気中の放射性物質が日本から風に乗って米国本土にまで拡散するのではないか、と気象予報士にと尋ねた。予報士が「米国にはまず影響ありません」と返答するやいなや女性キャスターは、「この間も同じこと言ったじゃない」「大丈夫というのは、日本政府が言っていることでしょ」と、少々感情的に予報士に食ってかかった。さらに、カリフォルニア州が津波の影響で「非常事態宣言」を出したことを、福島第1の事故の関連による宣言だと勘違いして、予報士がいくら「影響はない」と言っても「だったらどうして、非常事態宣言なんか出されたのか」と納得しない。
  女性キャスターの姿勢について「恥辱の壁」サイトに投稿された評価では、「ほとんど何の根拠もないまま、ウソ丸出しでセンセーショナルに伝えている」「インチキな情報を唯一の証拠として、福島から放射性物質が米国西海岸に届いたと言っている。ヒドい話だ」と手厳しく、11段階中で「ヒステリックな偏向報道」を示す「10」を付けられた。
   また米CBSニュースはウェブ版で322日、「日本の医療システム、健康被害に対する準備が不足」との見出しで記事を配信。震災で被災した地域で薬や医療設備が不足しているとの内容を、あたかも日本の医療全体に問題があるような印象を与えていると、「恥辱の壁」サイトでは指摘している。
「放射線の拡散で東京はパニック」
   欧州のメディアにも批判は少なくない。英デイリー・テレグラフ紙電子版は315日付の記事で、「放射線の拡散で東京はパニック」と報じた。記事が配信されたのは、福島第12号機で爆発が起き、原子炉格納容器下部にある圧力抑制室の破損が報告された時期だ。記事中には「東京在住者の中には既に住まいを離れ、とどまった人も屋内退避指示を想定して食料の買い占めに走った」とある。だが「東京脱出者」の例で挙げたのは来日しながらコンサートが中止となったチェコ交響楽団のメンバーや、ドイツ大使館が日本在住者に退避を促したというもので、在京日本人のコメントはゼロ。「恥辱の壁」サイトではこの記事を、「事実を誇張した記事。東京でパニックなど起きていない」として、11段階中「8」の評価を下した。
   独誌「シュピーゲル」は313日付の記事で、震災から2日たった東京で深刻なモノ不足に陥っていると指摘。記者が都内の自転車販売店を取材したところ、自転車が売り切れていたという。それを見て「人々は都内がパニック状態に陥り、延々と交通渋滞になるのを恐れている」と結論づけた。渋滞でも自転車なら都内を脱出できる、という意味だろうか。だがある読者は「恥辱の壁」でこの見方を否定。「自転車が売れたのは東京を脱出するためじゃない。電車が動かなくなったときに有用だからだ」としたうえで「ありきたりの事実を見つけてきて誇張した記事を書いている」と批判した。
   各メディアの記事を批評しているのは「短期的に日本に派遣されたジャーナリストではなく、日本を拠点にしている人々」(「恥辱の壁」サイトより)で、日本の事情に通じているだけに指摘も鋭い。
日本の一部報道機関についても「センセーショナル」などとの投稿があり、当面はメディアウォッチを続けるようだ。


韓国にも放射性物質到達 希ガス、キセノンを検出 3/28 9:43

韓国政府傘下機関である韓国原子力安全技術院が23日以降、同国東部の江原道の大気中からごく微量の
放射性の希ガス、キセノンを検出していたことが分かった。
福島第1原発事故で放出されたものとみられる。聯合ニュースが28日までに報じた。

検出されたキセノンの放射線量は、人が日常生活で自然環境から受ける量の2万3千分の1にすぎず、人体に影響を及ぼす水準ではない
同院はコンピューターシミュレーションの結果、同原発から出たキセノンが偏西風に乗ってカムチャツカ半島、
シベリアを経て朝鮮半島まで流れてきたと分析している。
同院は事故判明後、韓国全土の70カ所に設置されている放射線モニタリング装置などの数値を24時間態勢でチェックしている。(共同)         スポニチ 2011328 09:43



中部の建設現場ピンチ 大震災で工場被災、資材納入遅れ[11/03/28

東日本大震災で建設部品や資材の工場が被災し、物流も混乱しているため、中部地方の建設現場に
影響が出始めている。建設業者には引き渡しの遅れが続出する事態を懸念する声もある。
「99%まで出来上がったのに」。
名古屋市南区の市営住宅で、地元建設会社の担当部長がやりきれない様子で話す。耐震改修の工事を
請け負い、住宅回りの金網フェンスを設置すれば完成だった。しかし栃木県のフェンスメーカーが被災し、今は納入の見込みが立っていない。
「代替え品を探しているが、同等品となると限られている」と担当部長。発注元の市と協議し、工期を2カ月延長してもらった。
名古屋市によると、現時点で納期の延長が決まった市発注の工事はこの1件だけだが、「各工事現場で、納入遅れの不安が報告されている」という。
電気工事会社セイクン(
名古屋市)の担当者は
「電線が全く入らない。このままではあと数日で工事がストップする」と打ち明ける。現場では、一つの部品や建材がないだけで、工事全体が止まってしまうケースが多い。公共に限らず民間でも、納期遅れが多発する恐れがある。
電線商社の名古屋電気(同)の担当者は建設不況を背景に「慢性的な需要不足に対応するため、メーカーは在庫を圧縮していた。このため一つの工場で生産が止まると、影響がすぐに広範囲に出る」と説明する。
納期遅れは通常、違約金が発生する。公共と民間の仕事が半々という徳倉建設(同)の担当者は「納期に間に合わない現場がいくつか出るかもしれない。ただ、違約金については大震災という状況から、何らかの行政的な措置があるのではないか」と期待する。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011032890092332.html



菅首相「一生懸命やっているのに

「自分としては一生懸命にやっているけれど」。
菅直人首相は27日、山口二郎北大教授らと首相官邸で会談した際、東日本大震災の被災者支援や東京電力福島第1原子力発電所事故への政府の対応が批判されていることについて、こう愚痴をこぼした。
 山口氏らが政治主導のシステムをいかに確立すべきか提案すると首相は神妙な顔で聞いていたが、政府の指揮系統がバラバラだとの指摘に不満顔。
 「外から言われているほどじゃない。外から見ると線が複数あるように見えるのかな」と語り、自らの指導力不足に反省の色はなかった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110327/plc11032720400011-n1.htm

(2ちゃんねるから)
    能力がないやつが一生懸命にやるのは迷惑以外の何物でもない。鳩山も同じだったな。
    国民は首相が「努力している事」を望んでいる訳ではなく、ただ単に「結果」を望んでいる。
    菅は褒められて気分よくしないとダメなタイプなのかな。叩かれるとふてくされて思考停止するんやろか。
    政権交代したら、日本はそりゃー大変なことになるぞって言ってた予言者多かったのにね。


米紙「津波は日本の捕鯨産業を倒した」

在ニューヨーク日本総領事館は25日、同日付の米紙ニューヨーク・タイムズが宮城県石巻市鮎川浜の捕鯨産業を取り上げ、「日本の町は捕鯨のない将来を考える」との見出しで、日本の捕鯨産業は東日本大震災によってとどめを刺されたとの内容の記事を掲載したことに対し、「あまりに冷酷であり、不適切な報道だ」と同紙外信部長に対し抗議を申し入れた。

ニューヨーク・タイムズの記事「捕鯨のない将来」は、同紙の東京支局長、マーティン・ファクラー氏が日本有数の伝統捕鯨の地、鮎川浜で、東日本大震災の被害を受けた港の惨状をリポートした。
記事では「捕鯨のない鮎川浜はありえない」という船員の声を紹介をしつつも、大打撃を受けた町の実態を伝え、「津波は、日本の捕鯨産業の支柱を倒すことによって、欧米の環境保護団体の抗議や妨害が失敗してきたことを成し遂げたようだ」と指摘した。
小型沿岸捕鯨と北西太平洋調査捕鯨を担う鮎川浜の捕鯨産業は、これまでも環境団体の批判にさらされてきた経緯がある。今回の震災では、大津波で2隻ある捕鯨船が浜に乗り上げたほか、鯨の解体処理場や日本鯨類研究所の施設なども壊滅的な被害を受けた。
水産関係者によると、船員らは全員無事。捕鯨船も修理すれば使用が可能という。船員らは千葉県南房総市和田浦など他の捕鯨基地の支援を受けながら、「津波に負けていられない」と地元の捕鯨復興に向けて尽力している。
ファクラー氏は昨年5月も鮎川浜をリポートし、「住民たちは長年のタブーを破って、政府の南極海捕鯨に異議を唱えだしている」と伝え、調査捕鯨を続ける農水省についても「日本の中央省庁で最も秘密主義の省庁の一つ」と指摘した。              ソース(MSN産経ニュース):



「SMAP」が4億円を超える義援金を日本赤十字社に寄付にしていたことが判明番組の出演料なども寄付

人気グループ・SMAPのメンバー5人が、個人的に4億円以上を日本赤十字社に寄付していたことが27日、本紙の取材で分かった。 SMAPとして寄付したものではなく、5人が震災直後からプライベートで別々に寄付したもの。
これとは別に、21日に生放送された「SMAP×SMAP」の出演料を全員が全額赤十字に寄付し、草なぎが27日放送のFNS音楽特別番組の出演料を寄付していることが明らかになっており、SMAPは物心両面で被災地の人々を全力サポートしている。
SMAPが「国民的グループ」と呼ばれるにふさわしい心温まる行動をしていた。
メンバーは東日本大震災直後から「一人の人間としてできることをしたい。お役に立てていただければ」
とそれぞれ個人的に日本赤十字社に義援金を寄付。SMAPとして話し合っての寄付ではなく、自発的にプライベートで送ったため金額はそれぞれ違うが、
5人の総額で4億円を超えているという。
SMAPは震災に心を痛めており、21日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」を生放送にして
「今僕たちに何ができるだろう」をテーマに、日本全体の結束と募金を呼びかけた。ほかにも、4月2日放送のテレビ朝日系「SMAPがんばりますっ!!」でも震災についてのコーナーを予定するなど、
震災の復興支援に積極的に取り組んでいる。
「日本の力を、信じてる」をテーマにした新しいACの広告では「あなたはどんなときでも一人じゃない。僕らがみんなついています」「互いに譲り合い、助け合いながら強く未来を信じて、今一つになるとき」と被災者を励ましている。また、5人は今後ジャニーズ事務所が立ち上げる支援プロジェクトへの参加も宣言している。
メンバーは「自分にできることをしただけ」とこれまで義援金を送ったことは一切明かしておらず、所属のジャニーズ事務所でも「寄付をさせて頂いたことは事実ですが、気持ちですので、公表は控えさせて頂きます」と寄付は認めているが、金額などは公表していない。
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/03/28/0003900459.shtml


「日本製部品がないと競争に勝てない」震災ショックは中国メーカーを直撃中国紙

2011326日、人民日報海外版は記事「日本の地震、電子産業を直撃=中国の電子機器商品の価格は全体的に上昇」を掲載した。
東北関東大震災は世界の電子情報産業に大きなショックを与えるものとなった。その影響は日本企業のみならず、中国市場にも多大なダメージを与えている。半導体、チップ、ガラス基板など電子機器製品の中枢を担う部品は、中国メーカーでも多くを日本に依存していた。
地震の影響を受け、フラッシュメモリや高級デジカメなどの製品は最大30%も値上がりしている。市場関係者は日本の生産回復の日程が今だに判明しないことから、今年第2四半期、第3四半期の部品供給に深刻な影響が生じると指摘。日本の部品を失ってしまえば、中国企業は欧米系、韓国系の企業との競争で不利に立たされると分析した。 201103280403
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=50226


天皇皇后両陛下、都内避難所へ30日に訪問 

天皇、皇后両陛下が30日、東日本大震災の被災者が生活する東京都内の避難所を訪問する方針が固まった。今回の震災で両陛下が避難所を訪れるのは初めて。
都によると27日現在、都が開設する避難所は3カ所で、岩手、宮城、福島などからの被災者は計約580人。区などが窓口になっている避難所を合わせると、都内では16カ所に約1000人が避難している。両陛下が訪問する避難所は1カ所で、約1時間の見込み。
毎日新聞 2011年3月28日 2時30分


菅首相、42日に視察で調整 陸前高田市

2011/03/28() 09:39
 菅直人首相が東日本大震災の被災地視察として、岩手県陸前高田市を4月2日に訪問する方向で調整していることが27日、分かった。政府筋が明らかにした。
 陸前高田市は地震と津波で壊滅的な被害を受け、多数の死傷者を出したほか、多くの住民が避難生活
を送っている。26日には首相が戸羽太市長に電話をかけ、被災の状況や政府への要望を聞いた。
 首相の被災地視察をめぐっては、枝野幸男官房長官が記者会見で「首相が避難生活の実情を見て、皆さんの声を聞く意義は非常に高い」などと繰り返し強調。ただ首相周辺には受け入れ先の負担を懸念する声もあり、視察先や日程を調整していた。
 首相は地震翌日の12日に福島第1原発などを視察。21日には宮城県石巻市の避難所訪問を予定
したが、直前になり悪天候を理由に中止した。      47NEWS


福島第1-震災当日に「3時間以内の炉心溶融」を予測、応急処置まで半日も-

原子力安全・保安院

経済産業省原子力安全・保安院が、震災当日の11日夜、東京電力福島第1原発事故に関して、3時間以内の「炉心溶融」を予測していたことが27日、分かった。また翌12日未明には放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる方針が決まったが、実現するまでに半日も要した。政府文書や複数の政府当局者の話で判明した。
政府原子力災害対策本部の文書によると、保安院は11日午後10時に「福島第1(原発)2号機の
今後のプラント状況の評価結果」を策定。炉内への注水機能停止で50分後に「炉心露出」が起き、12日午前0時50分には炉心溶融である「燃料溶融」に至るとの予測を示し、午前3時20分には放射性物質を含んだ蒸気を排出する応急措置「ベント」を行うとしている。
保安院当局者は「最悪の事態を予測したもの」としている。評価結果は11日午後10時半、首相に説明されていた。この後、2号機の原子炉圧力容器内の水位が安定したが、12日午前1時前には1号機の原子炉格納容器内の圧力が異常上昇。4時ごろには1号機の中央制御室で毎時150マイクロシーベルトのガンマ線、5時ごろには原発正門付近でヨウ素も検出された。
事態悪化を受け、東電幹部と班目氏らが協議し、1、2号機の炉内圧力を下げるため、ベントの必要性を確認、4時には保安院に実施を相談した。また菅首相は5時44分、原発の半径10キロ圏内からの退避を指示した。
だが東電がベント実施を政府に通報したのは、首相の視察終了後の8時半で、作業着手は9時4分。排出には二つの弁を開く必要があるが、備え付けの空気圧縮ボンベの不調で一つが開かなかった上、代替用の空気圧縮機の調達に約4時間を費やし、排出が行われたのは午後2時半だった。
■47News
 :http://www.47news.jp


死亡10,872人不明16,244人避難者、17都県で242,882

 警察庁によると、28日午前10時現在の死者数は12都道県で1万872人にのぼった。行方不明は6県で1万6244人。負傷者は18都道県で2776人。
 確認されている死者数は宮城6627人、岩手3213人、福島974人、茨城20人、千葉17人、東京7人、栃木と神奈川で各4人、青森で3人、北海道、山形、群馬で各1人。行方不明となっているのは宮城6144人、福島5414人、岩手4682人、千葉2人、青森、茨城各1人。
 建物被害は全壊1万7170戸、流失は2165戸、全半焼146戸など。道路被害は2095カ所にのぼる。
 また同日午前10時現在、死亡した人のうち身元が判明したのは約8030人。約7650人は遺族らに引き渡された。             asahi.com(朝日新聞) 2011/3/28 10:54




怯える国際線スッチー 「私たちの体は大丈夫かしら?」原発関係者 「原発作業員より危ないんじゃないか」

2011/03/28() 11:09
「私たちの体は大丈夫なのかしら……」
福島原発の放射能漏れ事故が大々的に報じられる中、スッチーたちが気をもんでいる。
原発の正門や建屋付近で検出された放射線量について、「胃のレントゲン1回分」「CTスキャンより低い」などとテレビで解説されているが、このとき必ず出てくるのが「東京―ニューヨーク航空旅行(往復)」の数値。毎回これを見せられる国際線スッチーが恐れをなしているのだ。
20代スッチーが言う。
「私たち客室乗務員やパイロットは、いつも上空で仕事をしているため、宇宙から降り注ぐ放射線『宇宙線』にさらされています。東京―NY往復で200マイクロシーベルト。胸のレントゲン4回分に相当します。原発周辺の年間目標値でさえ50マイクロシーベルトだから、かなりの数値ですよ。東京―NYや欧州路線など長距離の乗務は月1~2回くらいしかありませんが、5回飛んだら一般の年間線量限度1ミリシーベルトを超えてしまうのです。それ以外にも、オーストラリアや東南アジア、近距離のアジア路線もこなしているから、年間トータルにするとどれだけ被曝(ひばく)しているのか想像もできません」
文科省の放射線審議会が06年に出したガイドラインによると、航空乗務員の年間目標は5ミリシーベルト!「防護服を着て、放射線量を厳重に管理している原発作業員より危ないんじゃないか」(原発関係者)という声もある。別の30代のスッチーはこう話す。
「この数年、航空会社は熾烈な価格競争に突入し、乗務員の稼働率を上げています。1泊3日で北米路線を往復し、1日休んでアジアへフライトなんてケースもザラ。会社からは以前に宇宙線被曝について簡単な講習がありましたが何となく聞いていただけ。今回の事故で放射線被曝の怖さを知った同僚は多いですよ。年間5ミリシーベルトでも一般の許容量の5倍ですが、本当にそれで済んでいるんでしょうか」

国は何とかしてやれよ。 http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/28gendainet000140996/


辞めることもなく、辞めさせることもできない「逃げ菅」首相という不幸

2011/03/28() 08:44 現代ビジネス

案の定と言うべきか。民主党議員によると、首相官邸に「被爆者の会」ができたという。放射線にさらされる「被曝」ではない。官邸の主、首相・菅直人の怒鳴り声で傷つく人が次々と出てきているという意味だ。
3月11日の巨大地震、津波、原発事故から2週間余が経過した政権の実相は、菅の関与をできるかぎり減らし、前官房長官・仙谷由人を急きょ副長官に起用するなどツギハギで乗り切ろうする姿だった。
仙谷が官房副長官に起用されたのは震災発生から6日後の17日。
それまでは「政治主導」の名の下に進められた政権運営によって、官僚機構がほとんど機能していなかった。
各省が独自に動いて官邸に知られようものならストップがかかるありさまだった。
しかし、仙谷が20日、首相官邸に各府省次官を呼び、「目詰まりを起こしているところがあれば、私が責任を持って対処するので言ってほしい」と要請した。仙谷が責任を持つ姿勢を示したことによって、官僚機構がようやく機能するようになった。
だが、冷静に見るなら、仙谷が官邸に入らなければ、官僚機構が動かないのは実におかしなことだ。本来、この仕事は首相が行うべき任務である。
その首相は「頭の98%ぐらいは原発が占めている」(民主党幹部)という。指揮官は一歩引いて被災者対策などを含め全体を見渡して、各部隊の動きをチェックしなければならないのに、原発対策に突っ込んでしまった。
「総理は現場主義。我々にも『現場を見ろ』と言うが、逆に言えば現場を見ないと動けない人。見たところからしか発想できない。テレビで悲惨な状況を見たら、カメラが入れるところでもあの程度なんだから、カメラが入れないところではもっとひどいはずだと思うでしょ。ところが、首相にはそういう想像力が働かない」(別の民主党幹部)
「菅さんにはそもそも統治能力が欠けている。市民運動家は自分の関心があることだけやっていればいいが、
統治する場合は嫌なこともやらなければならないし、自分の言動の影響も十分に考えて行動しなければならない」(民主党若手)
発生翌日の福島第一原発の視察(12日)、早朝、東京電力への怒鳴り込み(15日)、自民党総裁・谷垣禎一への突然の入閣打診(19日)-。いずれも、首相としての適格性を問われることだ。
視察には東電との関係でやむを得ない事情もあるのだが、東電怒鳴り込み事件と、入閣打診には開いた口がふさがらない。
時の首相が民間企業に乗り込み、「(社員の)撤退などあり得ない。覚悟を決めてください。撤退した時には、東電は百パーセントつぶれます」と怒鳴ることなどかつてなかったことだ。しかも3時間も東電に滞在した。
もちろん、計画停電、原発事故への対応、情報隠しなど、東電には腹が立つ。だからといって、首相が午前5時半に乗り込んで怒声を浴びせることはあるまい。経済産業省の副大臣か政務官に命じてやらせればいいことだ。
ついでに記すなら、首相の発言は会議室のドアで壁耳していた時事通信と共同通信の記者が漏れてくる首相の声を聞き取ったことだ。菅はマイクを使って話していたので、会議室の外に声が漏れた。
この首相の言動について、自民党の首相経験者はこう言った。
「菅さんの発言は狂気の沙汰だ。あれでは東電の社員が萎縮してしまう。首相ならば、『最終的な責任はわたしにある。この危機を乗り切るのは皆さんにしかできない。全力を尽くしてほしい』と言うべきだ。これだったら、鳩山由紀夫前首相の方が良かった
東電事件から4日後、菅は谷垣に携帯電話で入閣を打診した。このことを民主党の代表代行・仙谷も、参院議員会長・輿石東も知らなかった。知っていたのは幹事長・岡田克也だけだった。「猫の子をもらうわけではあるまいに」輿石はこう言って絶句した。 谷垣が断ったことによって、とりあえずこの構想はつぶれたが、世論の批判はなぜ協力しないのか、と自民党にも矛先が向いた。そのために、自民党内には「本気でもないくせに誘いをかけて断らせ、我々をはめた」(幹部)と、菅に対する恨みつらみがますます募った。
菅は「3・11」以来、記者団のぶら下がりに応じず、記者会見の質問時間もできるだけ制限している。
国会審議にも出ていない(27日現在)。失敗しそうなこと、嫌なことは避けて通る逃げカンの面目躍如というところか。
それでも、菅政権は当分続くだろう。首相は本人が辞めない限り、なかなか辞めさせられるものではない。
震災対策の最中に、辞めさせることも辞めることもできない。
「最悪の事態に、最悪の首相で臨むことになってしまった」これは、事情を知る与野党議員共通の嘆きである。


福島第1原発、核燃料損傷が進行か線量計が振り切れる

東京電力福島第1原発の1~4号機で放射能を帯びた水がタービン建屋の床にたまっていることが明らかになった。特に2号機は、水の表面での放射線量が毎時1000ミリシーベルト以上と、一般人の年間被ばく限度の1000倍を1時間で超えてしまうほどの高い値だ。原子炉内で核燃料の損傷が進み、炉内の水が漏れたとみられている。
(
中略)
東電は、復旧した外部電源を使い、タービン建屋に隣接する淡水タンクからポンプで原子炉内に注水して炉内の冷却を試みようとしている。現在の注水ルートより高い冷却効果が期待できるが、2号機ではポンプが故障しており、交換が必要だ。 しかし、タービン建屋内の高濃度汚染水のため、27日夜現在、作業は中断したままだ。 東電は、汚染水をポンプで復水器に排水して除去する計画だが、現場では線量計が振り切れ、正確な放射線量も分からない状況で難航している。     毎日jp 2011/03/28[07:55:31.04]


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