2011年3月28日月曜日

東北地方太平洋沖地震 東京電力福島第1原発 25



これから東日本大震災に関して、私の大先輩にあたる方がまとめた情報を発信します。
これらの情報は新聞、テレビのネット版、2ちゃんねる、またいろいろの人のブログから拾ったものだそうです。








2011年3月26日14:36
バカなマスゴミも今回の隠蔽に加担していた
<原子力技術者さんより>いつもサイトを見せていただいています。今回、福島原発に関してのフランスの動向に注目していましたが、3/22から、フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)が、英語と日本語での報告発表を始めていました。
プルサーマル計画時点から、米仏は日本に独自再処理を止めさせ、フランスでの再処理、途上国への技術供与、資金支援?を要求、合意させてきたことや今回もフランス原発の売込みに動いたことなどから、素直にサービスとは言い切れないと部分もあります。
IRSN 日本語ドキュメントサービス
http://www.irsn.fr/EN/news/Pages/201103_seism-in-japan.aspx
しかし、フランスが日本政府、マスコミの発表について不満が有り、日本国民に対し直接干与する意思を見せたことは重大な事実と思います。それでなくてもインターネットでの標準語は英語であり、翻訳サイトの助けを借りれば、ほとんどの日本人は大意を取れる時代です。(まあディスインフォメーションも可能ということですが) さらにフランス在住日本人有志による、ル・モンド翻訳サイトも今回の事故に絡み立ち上がっています。
ル・モンド翻訳サイト 
http://www.francemedianews.com/
 報道機関も政府も、自らの信用度を落とすということが、これからのネット社会で、どれだけ致命的なことか判っていないようです。ご参考に、IRSNの資料とル・モンドの翻訳サイト記事を添付します。
p.s. フランスの自国民保護の動きは素早かったと思いますが、原子力と政治のプロがいる国は違うなと思いました。燃料棒被覆の破壊までに何をするかが勝負でしたね。海水垂流しで冷却すれば良かったのにと言っても後の祭りですが。



政府がマスコミに報道規制! 3月26日11:37
 マスコミに官邸から事実上の報道規制がかかったようだ。公式なものではないため逃げるかもしれないが、これで民主党政権は隠蔽をしていることがはっきりした。
被災地では、避難所単位で略奪、強盗が起きているそうです。隣の人のメシが多い、自分の所は少ない、こんな小競り合いは日常的。民放がインタビューしようとすると、NHKには素直に答える人も、民放には「バカヤロー、出て行け!」との言葉、これも日常的。
また地震発生後数日以内に現場に入った民放関係者に言わせるとその辺遺体だらけで、どの映像を撮っても遺体が入ってしまうと言う事で、(政府の指示で)OAは出来ずじまい。政府の指示というのは上司から降りてきていて、結局報道規制されているとのこと。
しかも、原発が火を噴いてからすぐ、各民放の記者に対して上層部より「郡山より海側に行くな」という指示が出ています。
「日本広告機構」は政府の売名宣伝と、民意を沈静化させる為の手段のお先棒を担いでいる、としか思えません。(スポーツタレントを数々使い、「日本は一つです」と、よく言えるね)

ここからが肝心なところ:某民放では、ニュース番組の担当プロデューサーが逃げ出したそうです。「担当プロデューサー」といえばニュース番組では一番エライ人。その人間が家族を連れ、職もホッポリ投げ、地震直後に逃げ出しました。

*民意を隠蔽し、何を守ろうと言うのか、菅直人。人殺しといわれても仕方がないし、今の政府に存続の正当性が無いのはいうまでもない。



茨城県知事、東電から接待されてるじゃん、東京で。 3月26日11:28
 東電社員で外部に発表している人たちの顔は3割くらい知っています。みんなまじめな人なのに、どうして本当のことをいってくれないのでしょうか。武藤現副社長は、人格的にも温厚で、頭が切れる人だったのに残念でなりません。もう一人の小森常務も3月19日に「致死量の放射性物質が放出された」と泣きながら告白されたのに、日本のマスコミでは、全く無視されています。その後登場してないことを見ると消されたのでしょうか?
一体どうなっているのでしょう。これほどの事態が起きており、現場にいる人ならばどうなるかは、みんな想像がついているはず。外部にほとんど漏れていないと信じている人たちは、オーム真理教みたいに、洗脳されているからかもしれません。
ところでご存知かとは思いますが、茨城知事がキチガイ発言をしています。
「農産物の暫定基準値、緩和要請 茨城知事が厚労相に」
暫定基準値を超える放射性物質が検出された農産品に対する出荷制限について、茨城県の橋本昌知事は25日、細川律夫厚生労働相に、基準値を緩和するよう求める要望書を提出した。野菜の暫定基準値は放射性ヨウ素で1キログラム当たり2000ベクレル。茨城県産のホウレンソウやパセリなどが出荷制限の対象となっている。 要望書では「2千ベクレルの野菜30品目を20グラムずつ1年間食べ続けた場合、CTスキャン1回分(6・9ミリシーベルト)の放射線量にも満たない」として基準値の改訂を求めているほか、基準値を下回った場合の迅速な指定解除を要望している。
橋本氏は鹿野道彦農林水産相とも会談し、「県産品が売れず、価格が大きく下落するなど風評被害が大変厳しい」と訴えるとともに、出荷制限が県単位で実施されていることには「福島第1原発から65キロ離れた圏内の地域も195キロの地域も同じ規制となるのは大ざっぱすぎる」と見直しを求めた。(引用ここまで)
そもそも、CTスキャンは、被爆量が多すぎて、放射線関係の学会でも、以上がない状態での毎年検診は少なくとも控えるようにと言われています。やはり、この橋本知事も
東海村とつながりが強く、鼻薬を強烈に貰っています。
というより、いまや、基準を下げたりしたらよけいにインチキ臭いでしょう。タダでさえ国が信用されてないのに。もはや茨城県産は「汚染野菜」と思っている人も多いでしょう。口でなんとでも言えるし、検査したら違うって言えますけど、個人的には、「口に入る前に検査して安全なら10回に1回くらい食べてもいいかもしれない」くらいのことですよ。もう終わりなんです。
大体、知事のような政治屋が、安全かどうかなんてわかるはずないでしょ。

ついに島根県でも放射性物質検出!

島根県は25日、県西部の益田市で23~24日に採取した大気中のちりから、放射性物質のヨウ素131を検出したと発表した。ごく微量で人体に影響はないという。 24日には県東部の松江市でも同じ時期に採取した雨やちりからヨウ素が検出された。島根原発周辺の測定値は正常で、県は福島第1原発の事故の影響とみている。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110325/dst11032514240052-n1.htm

原発30キロ圏内の8市町村が行政空白地帯片山総務相、支援強化を指示

 片山総務相は26日、首相官邸で開かれた被災者生活支援各府省連絡会議で、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴って避難指示や屋内退避指示が出ている原発30キロ圏内の8市町村について、「行政機能のエアポケットになり、避難住民に不安がある」として、各省庁に市町村のサポート体制を強化するよう指示した。
30キロ圏内の市町村では住民に情報が十分行き届かない状態になっており、片山総務相は「各省庁からの指示は福島県を通じて伝わるが、県も手が回らないので十分気をつけてほしい」と求めた。
これを受け、連絡会議では、高校生らの教育機会確保や、医療機関不足などに住民の不安が高まっているとして、県や市町村と連携を強化することを確認した。
経済産業省資源エネルギー庁は、ドラム缶を使った仮設ガソリンスタンドを設置する方針を表明した。
(2011年3月26日16時52分 読売新聞)


いま、世界中で 「菅首相に日本が壊される」と心配する声が上がっている!

「原子力に詳しい」と吹聴していた菅直人首相(64)が、有識者に「臨界ってなんだ?」と尋ねていたことが分かった。
「臨界」は、原子力を少しでもかじったことのある人なら誰もが知る言葉だけに、あきれることを通り越して
不安をかき立てられるようなエピソードだ。こんな人に原発対策や震災後の復興を任せていいのか。
まさに“無知全開”ともいえる裏話を報じたのは26日の日経新聞。それによると、菅首相は「役所や東電とは違うセカンドオピニオンがほしい」として呼び寄せた有識者に対し、「臨界ってなんだ」と聞いたという。
原発に関する「臨界」は、「原子炉で核分裂の連鎖反応を起こし続ける状態」を指す。

大阪府在住の大学講師はこうあきれる。
「最初に『臨界』という言葉に触れるのは高校物理。『反射の限界点』を指す『臨界点』という言葉を習う。
大学で原子力を学べば、すぐに出てきますよ。1999年の
東海村臨界事故で注目された言葉でもある。
菅首相は本からも先例からも、何も学んでいないのでしょうか」
福島第1原発の事故を受け、東工大出身の菅首相は16日、官邸で笹森清内閣特別顧問と会談、「私は原子力に詳しいんだ」と胸を張った。さらに、東京電力本店に自ら乗り込むパフォーマンスを演じ、原子力に詳しい学者3人も内閣官房参与に起用した。ところが実際には、基本中の基本を知らなかったことが露呈してしまったわけだ。菅首相は財務相時代にも、経済学の基礎用語である「乗数効果」と「消費性向」を取り違え、知識不足を露呈したことがある。
そんな菅首相が率いる政府は25日、福島第1原発から半径20-30キロ圏内の屋内退避区域に対し、自主避難を促した。当初の3キロ圏から10キロ圏、20キロ圏に小出しで広がり、ついに自主避難になる泥縄式だが、これについて菅首相は「専門家の判断を尊重した」と責任転嫁。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「菅首相は無知なのに思いつきで行動する。反対する人は排除し、ダメな結果でも自画自賛する。厚生相時代のカイワレ神話が自分のなかに残っており、根拠を示さなくても自分が『安全だ』『頑張ろう』と言えばみんな付いてくると思っている。 いま、世界中で<菅首相に日本が壊される>と心配する声が上がっています。」と危機感を募らせている。



官邸、眠れぬ城「影が薄い」との指摘も多い菅首相の補佐役、枝野氏奔走[3/26]

 25日午前8時過ぎ。薄青色の上下の防災服にスニーカー姿の菅直人首相(64)が、閣議で集まった閣僚に声をかけながら官邸4階の閣僚応接室に現れた。
 ソファから立ちあがった閣僚17人も全員、オレンジや黄など色とりどりの防災服姿。3月11日の地震以降、永田町の「定番服」であるスーツにネクタイ姿はめっきり減った。すっかり板についてきた閣僚の防災服姿だが、日がたつにつれ、シワも目立ち始めた。
 連日連夜、記者会見を行う枝野幸男官房長官(46)にも、さすがに疲労の色がにじむ。政府のスポークスマンとして、震災から2週間で計41回をこなした。未曽有の国家危機のただなかで、国民にわかりやすく、信頼できる情報を伝え、不安を広げないようにしないといけない。
よく見ると、会見中、額には玉のような汗が浮かんでいる。地震直後は、官邸内の執務室のソファで数時間の仮眠を取るだけの日々が続いた。周囲の勧めもあり、15日以降は同じ敷地内にある官房長官公邸で休むようにもなった。それでも、家族が住む東京・赤坂の衆院議員宿舎にはたった一度荷物を取りに帰っただけだ。
 情報発信だけではない。枝野氏の執務室には、昼夜を問わず、放射能漏れ事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所の最新情報や、被災地復興へ向けた各省庁間の調整などの報告が飛び込んでくる。あふれる情報を精査し、「影が薄い」との指摘も多い菅首相の補佐役として適切な助言もしないといけない。
 24日。午前9時から菅首相と班目(まだらめ)春樹原子力安全委員会委員長(62)、海江田万里経済産業相(62)、武藤栄東京電力副社長らとの打ち合わせに同席した枝野氏は、その後すぐ記者会見に臨み、打ち合わせの内容にも触れながら複雑な原発情報を説明した。
 刻々と進展する放射能漏れ事故と、その余波である計画停電や食料の安全問題に、国民の関心は非常に高く、責任は重い。めまぐるしい調整や記者会見が一日中続いた後、枝野氏が公邸に戻ったのは午後10時前。その後も電話連絡などに追われた。  (20113261633 読売新聞)


米メディア、自然災害に対する日本政府や東電などの認識の甘さを指摘・強く批判 「安全性確保を先送り」[3/26]

 【ワシントン貴志雅之】深刻な事態に陥っている東京電力福島第1原発事故をめぐり、米メディアが自然災害に対する日本政府や東電などの認識の甘さを指摘している。
大津波の危険性や、非常用の原子炉冷却装置の必要性を専門家が指摘していたにもかかわらず、経済産業省原子力安全・保安院や東電は「無視していた」という。
24日の米紙ワシントン・ポストによると、日本政府が2006年に原発の新耐震指針を制定したのを受けて耐震性評価のための専門家委員会が09年6月に開かれた。その席で地質学の専門家である独立行政法人「産業技術総合研究所」(
茨城県つくば市)活断層・地震研究センターの岡村行信センター長が、869年に三陸沖を震源とする貞観(じょうがん)地震が発生した際、大津波が仙台以南にも押し寄せたと指摘した。
同委員会はこの会合の直近にまとめた中間報告で、福島県沖で1938年(昭和13年)に起きた塩屋崎沖地震を津波の想定として設定、貞観地震に触れていなかった。これに岡村氏が疑問を呈し、想定の変更を繰り返し求めたが、保安院や東電は今後の検討課題として先送りした。
貞観地震はマグニチュード8・3の巨大地震。同センターや東北大などの調査で、津波が海岸線から最大4キロの内陸まで達したことが分かっている。
また、23日の米紙ウォールストリート・ジャーナルも、「日本は原発が持つ弱点への警告を無視」と伝えた。
記事では、地震や津波に備え、電力を必要としない「非常用復水器」という原子炉冷却装置が必要との技術者の指摘があったにもかかわらず、「(政府や東電には)現在の原子炉に新たな安全装置を取り付けるという議論はほとんどなかった」という諸葛(もろくず)宗男・東大公共政策大学院特任教授(原子力政策)の話を引用。日本政府や東電を「問題を(現在ではなく)将来の原子炉で解決することに熱心だった」と批判した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/281318.html


原発問題担当の首相補佐官、馬淵澄夫前国土交通相を起用寺田氏が辞任

 菅直人首相は26日午後、馬淵澄夫民主党広報委員長を原子力発電所問題担当の首相補佐官に起用することを決めた。 代わりに寺田学首相補佐官が辞任する。現行の内閣法では補佐官の数を「5人以内」と規定。菅内閣では既に補佐官が5人いるため、新たに加える場合には誰か1人を外す必要がある。
馬淵氏は昨年9月の菅改造内閣で国土交通相に就任。尖閣諸島沖の漁船衝突事件の映像流出事件を巡り、当時の仙谷由人官房長官とともに参院で問責決議を受け、今年1月に国交相を退任していた。仙谷氏は東日本大震災の発生後、官房副長官として再び官邸入りしている。問責決議を受けた閣僚が相次いで政府入りする形となる。 ソース(日本経済新聞)
(2ちゃんねるから)
    馬淵はまだまともな方だし、辞めさされた理由も巻き添えっぽい。仙谷と辻元の起用は全くダメ! 首相のセンス悪すぎ。震災のゴタゴタが一段落したら早く政権交代して欲しい。
    これってあれか?高校野球の負け試合終了間際にベンチにいる奴の思い出作りに出場させるようなもんか?


「使用済み核燃料プールでのトラブルは峠を越えた」 事故は収束に向かいつつある日本原子力技術協会最高顧問

 【ワシントン斉藤信宏】79年の米スリーマイル島原発事故の検証に立ち会った日本原子力技術
協会の石川迪夫(みちお)最高顧問が25日、米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長らとの
面会を前にワシントン市内で記者会見した。福島第1原発事故について「使用済み核燃料プールでの
トラブルは峠を越えた」との認識を表明。冷却水が失われ燃料棒が損傷したとみられる1~3号機の
原子炉についても「小康状態のまま2週間が経過しており、今後、大きな変化が生じるとは考えにくい」
と述べて、事故は収束に向かいつつあるとの見方を示した。


石川顧問は、ヤツコ委員長が16日の米議会公聴会で、福島第1原発の4号機について「使用済み核燃料プールに水がなく、放射線量が極めて高くなっている」と警告したことについて、まったくの事実誤認だ」と強調。「使用済み核燃料の崩壊熱による水の蒸発は1日50トンに過ぎない。プールには1200トンの水があるから、仮に地震直後から蒸発が続いていたとしても、水は今も入っていることになる」と反論した。
一方、経済産業省原子力安全・保安院がレベル5と発表した事故の暫定評価について「スリーマイル島原発事故に比べて放射能汚染が広範囲に及んでいる上、1号機から4号機まで計4機で相次いで事故が発生していることを考えればレベル6に相当する」と認識の甘さを指摘した。
毎日新聞

石川迪夫[イシカワミチオ]香川県高松市生まれ。東京大学工学部機械工学科卒。1957年日本原子力研究所入所。1963年に日本で初めての発電に成功した動力試験炉「JPDR」の建設、運転に従事し、米国SPERT計画に参加後、反応度事故に関する実験計画「NSRR」を立案、実施した。同東海研究所副所長を経て、1991年4月、北海道大学工学部教授に。退任後、原子力安全基盤機構技術顧問などを務め、2005年4月、日本原子力技術協会理事長に就任。1973年〜2004年まで、科学技術庁(現文部科学省)の原子力安全顧問や経済産業省原子力安全・保安院の原子力発電安全顧問のほか、IAEA(国際原子力機関)の各種委員会日本代表委員などを歴任

(2ちゃんねるから)
    この親父、チャンネル桜でガハガハ能天気な事いいまくってた 御用学者のドンじゃねーかw
    どんどん放射性物質が漏れ続けているのだから、信用できません。
    専門家はみんな一部分を切り取って楽観的な見方をしようとする。どうみても拡大の一途を辿って本格的にやばい状況だと思うんだが。
    IAEAと米軍が終息宣言出さないとまったく信用がならんな・・・
    使用済み核燃料プールが地震や水素爆発でひび割れてないっ100%言えるの?


農産物流通「基準値を超えているものを飲食しても健康被害は将来にわたっても生じない」枝野官房長官 [03/26]

 枝野幸男官房長官は26日午後の記者会見で、福島第1原子力発電所の排水口付近で高濃度の放射性物質が検出された問題を受けて「原因をしっかり検討するよう東京電力などにお願いした。これからより広範な地域での海水のモニタリングを強化しないといけない」と述べた。海産物などの影響は「(避難指示を出した)20キロ圏内で影響を及ぼすような観測はないし、可能性は低い」と述べた。
放射線量の暫定基準値を超える農作物が流通したことについては「大変残念なことだが、基準値を超えているものを飲食しても健康被害は将来にわたっても生じない。国民に健康被害を与える恐れのあるものではないことをご理解いただきたい」と呼びかけた。   
産経ニュース


「なぜ、汚染情報を共有しない」東京電力の対応を専門家らが批判

東京電力福島第一原子力発電所3号機のタービン建屋内で起きた作業員3人の被曝(ひばく)事故をめぐり、東電側が1号機の同建屋でも同様の放射線量を6日前に把握しながら、注意喚起していなかったことが判明。東電側は26日、後手にまわった対応への釈明に追われた。専門家らは、ずさんな安全管理を批判している。
同日午前の東電本社。連日の記者会見に姿を見せた福島第一原発の藤森昭彦・環境担当は、注意喚起がなかった理由を問われ、言葉に窮した後、「十分な情報共有がなされていなかった。現場の混乱があったと思われる」。絞り出すような声だった。1号機関連の高い放射線量の公表が遅れたことについても、吉田薫広報部部長が「申し訳ない」と述べるにとどまった。経済産業省原子力安全・保安院も、東電から1号機関連の報告を25日未明に受けながら、公表したのはほぼ1日後。西山英彦審議官は「3号機に神経が集中していたという事情があった」と釈明。ある保安院職員は「バタバタした状況が続いて、保安院でも情報整理ができていないのだ」と混乱ぶりを嘆いた。
元京都大学原子炉実験所講師の小林圭二さん(原子核工学)は、「情報共有されていなかったことは非難されるべきだ。一義的には放射線管理担当者の責任だと思うが、組織としてずさんだったと言われても仕方ない」と東電の対応を批判。同実験所の小出裕章助教(同)は、「作業員は非常に困難な状況で、一刻も早く冷却ポンプを復活させようと水に入ったのだろう。これを教訓に、東電側は情報を共有させ、作業員一人一人の身を守ることを考えないといけない」と話す。
また、宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は、「長靴を履いていれば、水につかって作業してもやむを得ない放射線量だった。直接肌に触れることの危険性が、現場で作業する人にどの程度伝わっていたのか。東電が協力会社側にも十分に注意し、管理する必要があった」と指摘した。
asahi.com 2011/03/26[17:58:01.65]



福島原発危機、数か月続く可能性 仏IRSNが見通し IRSN 20110326 12:27 
3月26日 AFP】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は25日、地震と津波で深刻な状態に陥った東京電力福島第1原子力発電所1、2、3号機の「先行きは不透明」で、このような状態は「数週間、あるいは数か月」続く可能性があるとの見通しを示した。
IRSNは、3号機の圧力容器で放射能漏れが生じた場合を想定して、今後考えられる環境汚染のいくつかのシナリオを検討した。
3号機では今週、黒煙が上がったが、IRSNによると黒煙の原因の1つとして、コリウム(炉心溶融物)とよばれる放射性のスラグが格納容器のコンクリートと化学反応した可能性が考えられるという。
コリウムが格納容器のコンクリートの床や、その他の放射性物質を封じ込めるための設備を溶かしてしまえば、放射性物質が土壌を通じて環境に放出される危険性が高まるという。
東京電力(Tokyo Electric Power Co.TEPCO)は25日3号機の圧力容器が損傷を受けている可能性があると述べた。経済産業省原子力安全・保安院(NISA)の西山英彦(Hideyuki Nishiyama)審議官も、
原子炉が損傷を受けた可能性が高いと述べている。
(c)AFP http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2792610/7005562





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